2009年度
1)日中交流写真教室
中日青年交流センターと共催で日中交流写真教室を北京にて6月16日から中日青年交流センター内にある研修大学に常設。毎週土、日曜日の2日間講義と撮影実習を実施します。机上の講習よりも現場での撮影を中心に教室を進行していきます。
講師は北京映画学院撮影課教授数を中心に当NPOからも日本人ゲスト講師として随時北京に派遣して日本人写真家の緻密な撮影技術を導入して、既存の写真教室と差別化を図ります。年数回、講習生の日本での撮影旅行を兼ねた教室も予定して、日中の写真交流の促進を進めていきます
中華全国青年連合会、キヤノン中国、学研「CAPA中国版」の協力を得て、当初は講習生約50名ほどで開始いたしますが、年末までには講習生数を100名程にして本格スタートします。
今後、中国の主な都市での出張開催も予定しています。
既に2009年4月に写真教室開設前でしたが10数名の講習希望者が来日して北東北で桜の撮影会を実施いたしました。
2)日中交流写真ウィーク
本年度から中国各地に於いて,写真を中心にした日中写真交流ウィークを開催予定。
第一回として、9月末に広西チワン族自治区政府、広西チワン族自治区写真家協会、桂林写真家協会、中日青年交流センター等の協力で広西チワン族自治区の桂林に於いて開催予定です。
広く日本人アマチュア写真家にも参加を呼びかけ、まだ日本人の知らない桂林の撮影好適地を地元写真家に案内していただきます。
同行する当NPOの日本人プロ写真家による写真教室や期間中、桂林で撮影された日中アマチュア写真家の作品で日中写真コンテスト等も計画しています。
桂林以降、候補地として湖南省 内モンゴル自治区 青海省 雲南省他で順次開催する予定です。
第一回 日中交流写真週間・桂林
開催期間:2009年9月23日−26日
開催場所:中国広西チワン族自治区桂林市
当NPO法人が今年度から始める新たな交流事業として、中国の地方都市に於いて写真交流イベントを開催していきます。最初の開催地として日本でも有名な観光地桂林市にて開催して現地写真家や写真愛好者との交流を図りました。桂林市美術館での写真展や桂林写真家協会会員の案内による撮影会や当NPOと共同で写真教室やコンテストが実施されました。最初の交流事業として成功裏に終える事が出来ました。
主催:桂林市人民政府、桂林市青年連合会
共催:NPO 法人日中写真文化交流協会、中日青年交流中心
後援:駐中国日本大使館
協力:キヤノン


開会式NPO法人理事長挨拶 撮影会風景


写真展会場1 写真展会場2


桂林市副市長と懇談 開会レセプッション
2010年度ー2011年度
2010年度は昨年9月に開催しました桂林での交流事業の成功を基に以下の中国の地方都市に於いて交流活動を実施していく事になりました。
計画では6月江蘇省、南通市、その後雲南省,昆明市、河南省.鄭州市(ジャパンウィーク・日本大使館主催)貴州省、貴陽市等で開催を予定しています。
開催都市では開催地の写真家と日中共同写真展、コンテスト、ワークショップ、講演、写真教室等を通じて日中相互理解を深めていきます。
開催地:江蘇省・南通
南通市人民労働文化宮・南通市刺繍博物館
2010年6月16日ー21日
協力:キヤノン、岩手県安比高原
2010年度の一回目の写真交流展は江蘇省の南通市人民労働文化宮と刺繍博物館の二カ所で開催されました。
16,17日の両日は蒸し暑い中、南通市写真家協会の会員の皆さんと海や周辺撮影に出かけました。撮影された作品は労働人民文化宮の写真展会場に早速展示されました。
このように毎回私たちは各地の写真交流事業開催地に於いて現地写真家協会の皆さんと日本の写真家が一緒になって撮影会を実施しています。この撮影会は私たちの交流事業の重要なプログラムのひとつとして位置付けられています。
こうした地道な活動は今後の両国の文化交流活動に役立ち、更なる相互理解の一助になると思われます。



南通市労働人民文化宮
南通写真文化交流展に参加して
北京から中国の新幹線(Dトレイン)に揺られること約12時間、ようやく南通駅に到着しました。ここ南通は、長江を挟んで上海の北側に位置する小さな都市です。地理的好条件のもと繊維産業が盛んで、日系工場も多数存在しています。さらにここは「刺繍」が有名な街でもあり、オバマ大統領が訪中した際に渡された刺繍は、この街で縫われたそうです。
今回写真展会場は二ヶ所に分かれ、その一部は地元でも有名な「刺繍博物館」に展示されました。写真展会場の近くでは、一際目立つ西洋式の5つ星ホテルが異様に存在感があったのを覚えています。
約一週間の写真文化交流展の内容は豊富で、地元写真家協会との撮影会、展示会、講演、そしてプリンター実演などが行われました。初めて参加させて頂くNPO写真文化交流展を通して、「写真」は言語や文化という国の壁を超えたユニバーサルな言葉だと再認識できました。
撮影会の場所としては長江が一望できる展望台や漁村など、南通ならではの撮影内容が魅力的でした。特に遠浅になった霧深い海にぞくぞくと漁に出る地元漁民の誇りと自信をみたとき、私は夢中でシャッターを切りました。彼らに吸い込まれるようにファインダーを覗き続け、他のことに気を取られることなく無心に撮影する喜びを久々に感じました。
オープニングの日にはスライドショーとプリントの実演を行い、会場はたくさんの地元写真愛好家の方々で賑わっていました。私の稚拙な中国語でも、訪れた多くの人たちと写真への情熱や楽しさを語る事ができたことは素晴しい経験でした。
「写真による文化交流」という国境を超えた試みは、草の根運動として一歩一歩着実に成し遂げられていることを今回の交流展を通して確信しました。この経験を生かし、これから更なる日本と中国の写真文化交流に貢献したいと願います。
会員 高山剛:記 北京在住
開催地:雲南省・昆明市
昆明市美術館
2011年2月23日ー28日
協力:キヤノン、岩手県・安比高原、雲南省美術館
2010年度第二回目の交流事業は雲南省、昆明市の雲南美術館で開催いたしました。
2月の厳冬期とは言え、当地は20度程の爽やかな気候で開催期間中は連日の晴天で無事に交流事業を終える事となりました。
2007年から初めた交流事業も中日青年交流センターとのパートナーシップで今回で9都市、9回目を数え多くの中国の写真愛好家との交流も進み、ゆっくりですが日中相互理解の促進に役立っているのではと自負しています。今後も多くの中国都市で写真交流活動を続けて行く予定です。
更に、現時点では中国国内が主な活動拠点ですが、日本各地でも同様の活動が出来ればと考えています。


会場 開会式

現地撮影会 写真講座
昆明交流展に参加して
今回、雲南省での交流活動に参加させていただき、いろいろとありがとうございました。
中国人ですが、院卒してからすぐ日本に行ったので、自分の国の美しい山河や故郷以外の土地や人々との触れ合いはそんなに多くありません。
今回、雲南省の写真家、画家、地元の方々、北京からの方々と一緒に玉溪、抚仙湖をたずね、短い一日でしたが、写真だけではなく雲南の人文、風習を五感で体験できて、私にとって収穫が非常に多かったです。
また、創作の面におきまして、「お魚君」シリーズも充実させることできて、嬉しかったです。
今回の交流イベントに携わったすべての方々に心から感謝しています。
会員:張穎 記 東京在住
2012年度(予定)
2012年2月中旬から1週間、広州市で写真交流事業を開催する運びとなりました。